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東京都
2023.07.31
東京から行ける離島シリーズ、今回は三宅島をご紹介していきたいと思います。
雄山を中心に山手線の内側とほぼ同じ大きさの三宅島は別名バードアイランドと呼ばれる程の野鳥の宝庫です。
そんな三宅島の魅力を詳しく見ていきましょう！
【アクセス】
三宅島は竹芝桟橋からの深夜便が毎日就航している他に、調布飛行場から飛行機でおおよそ50分でアクセスが可能ですので日帰り旅行もできる身近な島です！
まずは船でのアクセスを見てみましょう。
★船でのアクセス
竹芝桟橋発22時30分発 三宅島 05時00分着
三宅島発 13時45分発 竹芝桟橋19時45分着
おおよそ6時間半の船の旅ですが、深夜便のためほとんどを寝て過ごすことになります。夜の東京の夜景を背に出港したのち、目を覚ますとそこはキラキラした海と野生の鳥たちが迎えてくれる三宅島に着いていると思うと、なんだかワクワクしてきますね。三宅島には3つの港があるのですが、どこの港に着岸するかは船が島に近づいてから決まるそう。どの港に着くかも楽しみのひとつです。
★飛行機でのアクセス
調布飛行場08時40分発 三宅島 09時30分着
11時30分発 12時20分着
14時40分発 15時30分着
三宅島 09時55分発 調布飛行場10時45分着
13時20分発 14時10分着
15時50分発 16時40分着
小型飛行機で定員は乗員を抜いて19名となっています。ピーク時は埋まりやすいので早めの予約がおすすめです。また、運行ダイヤや運行状況は都度変わってきますので、必ず確認をしてください。
新中央航空株式会社
【宿泊】
次に三宅島での滞在先を見てみましょう。
三宅島には大きなビジネスホテルやリゾートホテルはないものの、キャンプ場の他に、各地区に幾つかの民宿やペンション、小さなホテルがあります。どこもアットホームでマリンアクティビティのツアーや道具の貸し出しをしているお宿が多いため、島を満喫できること間違い無いでしょう。
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴★大久保浜キャンプ場
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴★阿古地区
三宅島唯一のホテルがここホテル海楽です。本館新館別館を合わせて70人以上を収容できる大きなホテルとなっています。部屋タイプは和室が2タイプとシンプルですが、レストランや宴会場や大浴場、釣具店もオープンしています。また連泊には嬉しい乾燥機付きのランドリーも完備しています。夏季限定で屋上でBBQもできますので、三宅島の大自然を一望しながらBBQを楽しんではいかがでしょうか。宿泊なしでも利用できる施設が充実しているのも嬉しいポイントですね。
別館は「貸別荘風コテージたいよう」という名前でホテルとは違い、よりリゾート感を出してくれる場所となっております。1グループのみの貸切での利用ですのでより特別感を感じられる滞在になること間違いないでしょう。
・夕影
〒100-1212 東京都三宅村 三宅島三宅村阿古541−1
TEL：04994-5-0118
こちらのお宿はトイレバス付きのコテージ風洋室がおすすめポイントです！また、全室WIFIが利用可能となっております。お料理は新鮮な地魚と地産地消のお野菜を提供しています。また、自身で釣ったお魚は、女将が丹精込めて無料でお料理してくれるところも、こちらのお宿の楽しみ方のひとつです。
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴★神着地区
大久保浜海岸に程近いこちらのホテルは、浜に近いこともありシュノーケリングやダイビングでの宿泊がおすすめです。
また、お子様も歓迎のお宿となっており、ファミリータイプのお部屋も準備がございます。ご主人が自ら釣ってきたお魚を夕食にいただけるのもおすすめポイントのひとつです。季節に応じて様々な魚をいろんなお料理でいただけるのでぜひご検討ください。
・スナッパー
〒100-1101 東京都三宅村神着１１７２
TEL：04994-2-1433
ガイドさんが常駐しているこちらのお宿は、ネイチャーツアーやスキンダイビング、ドルフィンツアーなどを楽しめるお宿になっています。また、ダイビングショップを併設しているため、がっつりダイビングを楽しみたい方にもピッタリです。また、宿泊者専用に軽自動車のレンタカーの貸し出しを行っています。お宿とレンタカーが同じ場所なのはとても便利ですね！宿泊は中学生以上となっていますのでご注意ください。
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宿の屋上に設置されたフリーテラスがとっても素敵な民宿です。朝には海から登る朝焼けを、夜には三宅島でしか見ることのできない満点の星空を、時間を忘れてリラックスすることができます。
またお食事にも力を入れており、創業40年の割烹料理「いけ吉」の板前さんが作る四季折々のお料理に舌鼓をして島を満喫してみてはいかがでしょうか。
【観光】
ここからは島が好き、野鳥が好き、釣りが好き、自然が大好き！！という方にぴったりな三宅島のおすすめ観光スポットをみていきましょう。
・大路湖
三宅島は火山と自然が共に長い年月をかけて作り上げた野鳥の島です。なかでも大路湖は約2500年前の噴火の際にできた火山湖で、この場所を中心に希少な野鳥が暮らす楽園となっており、大路湖とその周辺の原生林は野鳥の生息密度が日本一とされています。特に、越滅危惧種であるアカコッコが生息していることで有名です。
・新鼻新山
1983年の噴火時の海底爆発によりたった一夜で出来上がった噴石丘で、実際に近くに行き触ったりすることもできます。海側は削られていることから断面を観察することが可能です。他の場所とは異なり深い赤い色をしており、地層を間近で見ることができます。上まで登ることもできますが、柵等の安全対策はされていないため、ご注意ください。
・噴火体験遊歩道
こちらも1983年の噴火時の跡で、溶岩流で埋まってしまった小学校がそのままの姿で残されています。幸いにも人的被害はなかった様ですが、黒く固まった大量の溶岩流が当たり一面を埋め尽くしている様はとても感慨深いです。
・メガネ岩
固まった溶岩流が波に侵食されてできたメガネの形をした巨大な岩で、夕日の景勝地として、観光客にはとても人気のスポットです！
・磯釣り
三宅島は黒潮が直接ぶつかる海域であり、豊富な魚が集まることから釣りの聖地と言われています。島一周は車で1時間ほどで回れるため、釣り場を移動したりと飽きるどころか、1日では足りないほど釣りを楽しむことができます！1
・レンタサイクル
三宅島は島一周の道路がおおよそ30Kmと小さな島ですので電動アシスト付きの自転車であれば一周を3時間から3時間半で周ることができます！坂の関係上、反時計回りがおすすめです。
【三宅島の噴火について】
三宅島は有史以来13回もの噴火が起きており、たくさんの記録が残っています。2000年の噴火は記憶に新しい方もいるのではないでしょうか。そんな火山噴火とともに歴史を残してきた三宅島は噴火に付随した観光スポットもたくさんあります。
そんな中でも特に語られることの多いのは1983年と2000年の噴火活動で、動画や記事でその内容を見ることができますので興味のある方は是非調べてみてください。
【お土産・特産】
・雄山一
三宅島特産の焼酎です。綺麗な水で作った米麹と麦を掛け合わせて作った焼酎を製造からラベリングまで丁寧に手作業をしており、大切な人へのお土産にぴったりです！
・牛乳煎餅
岡太楼本舗の牛乳煎餅は無添加にこだわり、昔ながらの製法で優しい味のお煎餅です。ここでは焼いている時にお店に行くと焼きたての牛乳煎餅を食べることができます！
・パッションフルーツ
南国の三宅島はパッションフルーツの生産も盛んです。生食はもちろん、お酒やソーダと割ってと美味しく、アイスやヨーグルトに混ぜて食べるのもおすすめです、島の商店などに気軽に売っているので是非試してみてください1
ここまで三宅島の魅力について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
魚と鳥の宝庫として名高い三宅島、火山景観が豊富で天然火山博物館としての三宅島、たくさんの楽しみ方がある離島のひとつですので、是非一度足を運んでみてくださいね。
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