東京から行ける離島【御蔵島】

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東京から行ける離島、今回は御蔵島を紹介させていただきます。
御蔵島と聞いてパッと想像することはやはりイルカではないでしょうか。
御蔵島は古くからその周辺にイルカが生息していて、ウォッチングやドルフィンスイムが盛んに行われています。
今回はそんな御蔵島をもっと深掘りし、その魅力を伝えられたらと思います。

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【御蔵島とは】

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まずは御蔵島を詳しく解説していきましょう。
伊豆七島のひとつで、黒潮の影響を受け東京と比べると一年を通して多少暖かいですが、降水量がとても多く温暖多湿な島です。
また、東京都は御蔵島全体を自然公園と認定しており、自然保護の観点からガイドなしでは立ち入りができない場所やガイドがいても立ち入りができない場所が存在しています。
全国有数の巨樹が根を張り、豊かな自然や固有動植物を楽しむことができるでしょう。


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【アクセス】

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東京竹芝から1日1便、三宅島を経由して御蔵島唯一の港へ大型客船が就航しています。所要時間は三宅島までが6時間半、御蔵島までが7時間半となります。
東京–御蔵島間のアクセスは以下の通りです。

客船には2等から特等までの5ランクに分かれており、片道で2等は9,000円程〜特等は25,000円程の料金設定になっています。
また、御蔵島の着岸が難しい環境なので欠航がしばしばあるとか・・・旅行の際は運行状況をしっかり確認してください。

 

 



東京竹芝桟橋→御蔵島
22:30発 翌6:00着
御蔵島→東京竹芝桟橋
12:40発 19:50着

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【宿泊】

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まず1番大事な注意点ですが、宿泊予約のない方は御蔵島への上陸許可はおりません。
なぜならば、宿泊施設が7軒と村営のバンガローがいくつかしかない為、宿泊数にかなり限りがあり、当日の受け入れができない為です。
また上記の通り島全体が自然公園のためキャンプや野宿はNGですので、以上のことから事前に宿泊施設の予約が必須になります。
施設に上限があるため、御蔵島への旅行が決まったら前広に宿泊施設を抑えることが大切です!

ここからはどんな宿泊施設があるのか見てみましょう。
・ドームハウス ココソラ
全てオーナーとそのお父様が手作りで作り上げたドーム型宿泊施設です。
おしゃれなドームの外装と細部までこだわりの詰まった内装がとても素敵です!
〒100-1301 東京都御蔵島村
TEL 04994-8-5560

 

 


・お宿 山じゅう
2022年にリニューアルオープンしたばかりの綺麗な民宿です。
島のちょうど真ん中にあるため、お買い物や観光に行くのにも便利な場所にあります。
〒100-1301 東京都御蔵島村8番地
TEL 04994-8-2525

 

 


・村営宿泊施設 御蔵荘
こちらは村が運営する島唯一のホテルタイプの宿泊施設です。
和室洋室スウィートルームがあり、お好みで選ぶことができます。
高台にあるためお風呂からは一面の海を眺めることもでき、宿泊客以外も利用可能です。
〒100-1301 東京都御蔵島村さがら
TEL 04994-8-2555 FAX: 04994-8-2556

予約は宿泊の3ヶ月前にFAXののち抽選となりますが、先にドルフィンウォッチやスイムを予約するとショップさんが予約をしてくれることがあるので要確認です。

他にも魅力的なお宿がいくつかあるのですが、ほとんどの宿泊施設には提携のドルフィンウォッチ船がある為、是非宿泊の際には提携の船でドルフィンウォッチやスイムを楽しんでみてください!

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【観光・アクティビティ】

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御蔵島は島全体が自然公園として認定されていることもあり、海と山両方で大自然を満喫するのがおすすめです。
ここからは海と山、両方の楽しみ方を詳しく解説していきましょう。

★まずは海の楽しみ方を見ていきましょう。
御蔵島の海といえばやはりイルカ!!
野生のイルカを間近で観察したり一緒に泳いだりできるアクティビティは毎年大人気です。
前述の通り島内では宿泊施設と提携したドルインウォッチやスイムの船がありますので、宿泊施設を予約する際は船やツアーも一緒にチェックしてみてくださいね!

基本的に御蔵島周辺には1年中イルカが生息しているので、ウォッチやスイムを楽しむことができます。
天気が悪かったり台風雨が当たってしまうとアクティビティやそもそもの船の着岸ができないことがありますが、これは運次第。
また時期によっては海の透明度が増したり、イルカの赤ちゃんを見ることができたりとシーズンごとに楽しみ方も様々です。
また人のあまりいない寒い時期には人間に飽きていないイルカが近くによってきてくれる確率が上がるそう!!
色んなイルカの表情を楽しめるウォッチとスイムを楽しんでください。

次にドルフィンスイムをする際の持ち物をみてみましょう。

・水着、ラッシュガード
・ビーチサンダル、ウォーターシューズ
・タオル
・帽子やサングラスなどの日除けグッズ
・酔い止め(船が苦手な方)
・ウィンドブレーカーなどの風避け
・水中カメラ(撮影する方)
・シュノーケルセットやウェットスーツなど(持っている方)

基本的にツアーを申し込んだショップによってレンタルできる道具も異なってきますので、是非確認してください。

次にドルフィンスイムをする際の注意点をみてみましょう。
・野生のイルカの行動(食事や交尾)の邪魔になる行為
・子供のイルカがいる群れへ近づく
・撮影時のフラッシュ
・イルカに触らない、触ろうとしない
イルカに優しく楽しいスイムになるよう、上記以外にも細かいルールがいくつかありますので、アクティビティ前に御蔵島のHPをチェックしてみてください。

最後に、船に乗らずにドルフィンウォッチをすることも可能ですので、船が苦手な方やどうしても濡れたくない方はそちらを試してみてください。
オペラグラスのようなものがあるとより楽しめるかもしれません。

★次に山の楽しみ方を見てみましょう。
原生林に囲まれたコースのハイキングも御蔵島の楽しみの一つです。
ハイキングコースは10コースあり、1.2コース以外は現地のガイドさんが一緒でないと立ち入ることができません。
1人あたり半日5,000円で最大7人でガイド同行のトレッキングを楽しむことができます。こちらも事前にガイドさんの予約をしていくと良いでしょう。

装備や持ち物は以下の通りです。
・履き慣れた靴や長靴、トレッキングシューズ
・動きやすい服装(長袖長ズボン推奨)
・飲み物
・帽子(日除け)
・タオル
・日焼け止めや虫除け
基本的には半日のツアーですのでお昼は個々で摂ることになりますが、宿泊施設によってはお弁当を用意してくれるところもあるので、島のお弁当を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。

せっかくの御蔵島、森林浴で大自然を感じながらハイキングを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
5m以上の巨木が400本以上あると言われている御蔵島の自然をハイキングすることは、他では味わえない体験になること間違いなしでしょう。

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【お土産や特産】

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最後に御蔵島ならではのお土産や特産物を少し紹介していこうと思います。
せっかくの御蔵島ですので、ここにしかないものを最後まで味わってください!

・黄楊(つげ)
御蔵島には古くから質の良いツゲの木が多く生息しており、その加工品が特産となっています。
黄楊はやはり櫛が女性に人気ですが、印鑑や将棋の駒などで使われることが多く、硬くて密度が高いため割れにくく、木目が綺麗なのが特徴です。

・ミクラミヤマクワガタ
御蔵島の名前のついたこのクワガタは御蔵島と神津島のみに生息していて、もちろん島外への持ち込みは禁止されている為、ここでしかみることのできないクワガタです。
このクワガタが見られるのは5−6月で成虫は1ヶ月ほどしか生きることができないそうで、準絶滅危惧種に指定されており、野生でみることができたらラッキーです!

・御蔵の原水
御蔵島は伊豆諸島の中で一番水源が豊かな島とも言われ、イルカの生息と島の綺麗な水源に関わりがあるともされています。
山からは蓄えられた水が滝のように流れるところを観察することもでき、その綺麗な水はミネラルを通常のお水の倍以上も含んでいるとされ、非常に美味しいのです。
そんな御蔵島のお水は「御蔵の水源」として販売もされているので是非一度ご賞味ください。


以上、今回は伊豆諸島のドルフィンアイランド御蔵島を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
四方を崖に覆われた御蔵島は、砂浜があるいわゆる海水浴場はありませんが、その代わりもっとディープに自然を楽しめる島の一つです。
心を開放し自然との対話を楽しむ旅に少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。

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