マリンアクティビティ ~カヤック~

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【カヤック】

マリンアクティビティを検索したとき、多く目にしたことがあるのではないでしょうか。
そんなカヤックの魅力を紹介いたします。
また同じように見えるカヤックとカヌーの違いについても解説していきたいと思います。

【カヤックってどんなアクティビティ?】
ひと口にカヤックと言ってもフィールドにより楽しみ方は様々です。
海や湖、川ではマングローブをゆっくり漕ぐものから、激流を進んだり、カヤックの上でフィッシングしたりと、楽しみ方をたくさんの中から選ぶことができます!

基本的に使用する艇とパドルはどのフィールドでも同じで、艇は細長くクローズドデッキと言って座面以外が全て覆われているため、潜り込んで乗船するものになります。元々は狩猟や移動に使うために作られており、強度が強い艇は直進性に優れていてスピードを出すことができます。

また転覆しても艇が沈みにくいため、技をマスターすればそのまま再び起き上がることができます。
パドルは両側にブレードが付いており、交互に漕いで進んでいきます。
2人乗りや3人乗り、ワンちゃんと一緒に乗れるツアーなどもありますので、ぜひ検索してみてください!


【カヤックとカヌーの違い】
カヤックもカヌーも艇に乗り込みブレードを使用して漕いで進むアクティビティのため2つはとても似ています。
違いはカヤックがクローズドデッキでパドルがダブルブレードなのに対し、カヌーはオープンデッキでパドルがシングルブレードの為、交互に持ち替えて漕ぎます。
艇やパドルの形状で二つを区別していますが、中にはオープンデッキでダブルブレードだったりその組み合わせがバラバラなこともあります。
区別できるようでできないのがカヤックとカヌーなのです。

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【シーカヤックの魅力】

様々な楽しみ方ができるカヤックですが、まずはシーカヤックの魅力に迫っていきましょう。
季節を問わず年中楽しめるシーカヤックはインストラクターさんと共にめぐるツアーが主流のため、安心してアクティビティを楽しむことができます。
また、ゆったりと進むのでおじいちゃんおばあちゃんから小さいお子様まで、みんなで楽しめるのも魅力のひとつと言えるでしょう。
水面をゆったり優雅に進み、360°見渡すことのできる景観の中、下を覗くと近くに海面を感じることのできるシーカヤック。ボートの上にいながら見ることのできる海面の近さに驚くことでしょう。
珊瑚や魚、運が良ければウミガメにも出会うことができます。

また、移動手段として使うこともあることから、徒歩やエンジン付きのボートでは行けないビーチや島へ移動したり、狭い洞窟の中の探検などが可能になります。移動からアクティビティができれば、楽しさも倍増すること間違いなしですね!
また、参加する時間帯によって見える景色も変わってきます。
日中であればキラキラとした水面から珊瑚や魚などの生き物観察が、夕暮れであれば水平線にユラユラと沈む太陽を水面からゆったりとプライベート感たっぷりに楽しむことができます。

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【リバーカヤックの魅力】

続いてリバーカヤックの魅力を見てみましょう。
川で行うリバーカヤックは森の中で行うことが多いため、川の流れを楽しむだけでなく、緑を目で楽しむことができます。
流れの無いまたは緩やかな場所では、川の流れる音や木々の揺れる風景、鳥や虫の囀りを聞きながら、ゆったりした気持ちで川の流れに合わせてパドルを漕ぎます。
自然と一体化して心が解放されるでしょう。流れの激しい場所では、少しテクニックが要りますが、身体全体を使い流れを読みながら川を下ります。
流れが緩やかな場所とは違いアクティブになりますのでスポーツと言っても良いのではないでしょうか。
安全面からライフジャケットやヘルメットをしっかりと着用してアクティビティに参加しましょう。
どちらも川からしか見ることができない景色を楽しむことができます。

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【湖カヤックの魅力】

湖で行うカヤックは海や川とは違い、基本的に波や流れはありません。広い湖から森や山を楽しむことができます。
波や流れがない分、パドルを漕げばより簡単に自分の好きな場所に自由自在に移動することができます。
季節によって吹く風を感じゆったりとした気持ちで湖の上を散歩することができます。
全国の有名な湖でぜひ体験してみてください。

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【カヌーフィッシングの魅力】

最後にカヌーフィッシングの魅力を紹介していきましょう。
近年有名になってきたカヌーフィッシングは釣り好きな方の中でも実に自由に釣りが楽しめると話題です!

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【カヌーを楽しむ時の服装】
ここからは適当な服装や気をつけるべきことについて解説していきましょう。

まずは服装です。
カヌーは年中楽しめるアクティビティですが季節ごとに装備や服装が変わってくるのはシーカヤックもリバーカヤックも湖カヤックも同じです。

夏は暑くてあまり着込みたくない!という方もいるかもしれませんが要注意です。
シーカヤックや湖カヤックは基本的に遮るものがあまりありません。

炎天下のもと、長時間陽にあたってしまうと脱水症状や日射病、極度の日焼けから火傷の原因になります。
また、リバーカヤックでは木々が日陰を作ってはくれますが夏は生き物が活発に活動する季節です。虫刺され対策は必須でしょう。
これらの理由から、日除けのためにツバの広めな帽子を被り、日焼け止めを塗った上から長袖のラッシュガードやUV機能付きの薄手のロンT(綿素材は乾きづらいため推奨しません)などを着てください。
下半身は艇の中に潜り込ませているので海パンや乾きやすい半ズボン等でも問題ありません。


また、首元の日除けや汗を拭くために1人1枚フェイスタオルがあると便利でしょう!目元の紫外線が気になる方は水や海水に濡れても大丈夫なサングラスがあると安心です。

春秋では晴れている日でも水辺は水も風も肌寒く感じます。
上記のものに加え、防寒対策として防風ジャケットや保温性のあるインナーを着用することをおすすめします。


冬では防寒防風が必須になります。
ほとんどのツアーでは防寒防風機能付きのレインウェアやドライスーツの貸し出しをしているはずですので、その中に着れるものを、ツアーの主催者と確認してみてください。
動きやすく乾きやすいものを意識して選ぶと良いでしょう!
また、曇っている日や寒い冬でも紫外線は降り注いでいるため、対策はしっかりしましょう。

その他に、レンタルであることがほとんどですが、マリンシューズや防水バッグなどご自身のものを使用したい場合は持ち込みの確認をしてみましょう。
また、シーカヤックでもリバーカヤックでも基本的には濡れることを想定して着替えを準備してください。
衣類が濡れたままだと肌に密着して夏場でも寒さを感じますので、体調を崩さないためにもアクティビティが終わったら着替えをしてください。

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【カヌーを楽しむための注意点とマナー】


小さなお子様からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しむことのできるカヌーですが、どんなアクティビティにも危険はつきもの!
最後にカヌーを楽しむために注意すべき点やマナーをみていきましょう。

・スマホやカメラなどの水濡れに注意しましょう。穏やかな川や湖でのカヤックでもやはり多少の水濡れはあると思っていてください。その際、大切な電化製品が水没しないよう、防水バッグやジップロックなどできちんと保護しましょう。

・ゴミのポイ捨て禁止!カヤックに限ったことではありませんが、海や河川をゴミで汚さないよう、万が一ゴミが出てしまった場合は責任を持って持ち帰りをしましょう。

・ライフジャケットは必須。安全に誰でも楽しめるカヤックですが100%転覆しない補償はありません。体制を崩してしまったり、急に高い波がきたりなど、予想外の転覆に備え、泳ぎに自信がある方でもしっかりとライフジャケットは着用しましょう。また必要に応じてヘルメットなど、ツアーインストラクターさんの指示に従い着用しましょう。

・参加条件に注意。お年寄りからお子様まで楽しめるカヤックですが、基本はずっと座ったままでのアクティビティになりますので、腰に負担がかかります。腰痛持ちの方は注意しましょう。また、妊婦さんも安全面を配慮して、かかりつけ医やツアーインストラクターさんに必ず相談しましょう。

・浅瀬に注意。基本的にインストラクターさんの指示に従ってアクティビティを楽しむ分にはほとんど危険はありませんが、浅瀬では岩場があったりと艇が不安定になる場合があります。転覆の恐れがあるので近づかないようにしましょう。

・他の艇との衝突に注意。どのアクティビティでも言えることですが、他の人との衝突には要注意です。衝突の衝撃で転覆の恐れがあるだけでなく、艇に傷がついてり、最悪の場合ひび割れの原因にもなります。また、カヤック同士だけでなく対エンジン付きのボートに巻き込まれると操縦が効かなくなる恐れもあります。インストラクターさんの指示に従い早めの回避orなるべく近づかないようにしましょう。


以上、カヤックとは?から、その魅力や注意点まで解説させていただきました。
ルールを守り安全で楽しい最高の思い出を、カヤックで作ってみてはいかがでしょうか。

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