神奈川県
2019.06.21
播間洋輔(@yosu_ke01)さん 平塚や伊豆を中心に活動するフリーカメラマン。 彼は海の近くに住み、海に触れ、自然を感じ、それを自由に切り取る。 そのため彼の作品は自然が見せる一瞬一瞬の美しさを映したものばかりだ。 飾らない日々を贅沢に楽しむ播間洋輔さんに、海での暮らしや写真への熱い思いを伺った。 播間さんにとっての海はどんな存在ですか? ―現在、神奈川県平塚の大好きな海の近くで暮らしています。 その中で一番思うのは、海に助けられているなという事ですね。 悩み事や、つらいこと、そういう事に直面したときに海を見に行くと、その大きさに自分の悩みが バカバカしく思えます。 子供のことから助けられていますが、いい大人になっても一緒ですね。(笑) 悩むことがあれば海に行ってボーっと水平線を見ています。
(静岡県下田市:入田浜海岸) 海の近くで暮らしてみて感じるのはどんなことですか? ―贅沢だなって思える瞬間は、たくさんありますね。 皆さん同じようで、例えば朝日を撮影しに早朝暗いうちに海にいって、日が昇って撮影して。 隣や後ろを見ると、朝日を見に来たおじいさんや、おばあさん、準備を始めるサーファーの方々。 あ、こんなに人いたんだ・・・と。 海辺で、海と共に暮らす楽しみを皆が知っている気がします。 ちなみに僕は湘南ベルマーレひらつかビーチパークにあるSUCCAのチュロスが気に入っていて、 海を見ながら食べてます。めちゃくちゃおいしいですよ。
(通年営業海の家「SUCCA」、チュロス350円/本) そもそも海がすきになったきっかけは? ―きっかけは、学生時代に留学でニュージーランドのニューブライトンという町に少し住んだことがありまして。その時は学校が終わると毎日海に行っていました。 浜辺のすぐそばにスケートパークがあってそこでスケートボードをしたり、ボディーボードをしてみたり。 ありきたりですが、海がとても身近で大好きになったのはその頃からです。
日本のビーチカルチャーは播間さんにどう映りますか? ―海辺での暮らしはとても面白いです。 ニュージーランドもそうですが、平塚でも、海の近くにはサーフカルチャーをはじめ、 感度の高い方々が集まっています。 おいしいカフェやおしゃれな洋服屋さんはたくさんありますし、何しろ皆さん、こだわりが強い! 皆さん思い思いの過ごし方をしていて、いろんな人が海を起点に集まっている感じです。 自分のやりたいことをやりながら、ビーチカルチャーを楽しむ感じです。
(神奈川県平塚市:湘南ベルマーレひらつかビーチパーク) フリーカメラマンとして活動される上で、こだわりなどがあれば教えてください ―僕は仕事をしながら作品を制作したり、依頼を受けてボランティア的に撮影をしたり、 そんな自由気ままな写真家です。 もともと、写真を学校や誰かに師事して勉強したわけではなく、僕は完全に独学です。 ニュージーランドや、湘南、伊豆と海の近くにいる生活を続けるうちに、 落書きみたいな自由な写真が撮りたいなと思うようになりました。 写真って美しい景色の一瞬一瞬を切り取るために、セオリーとか、構図の良し悪しとか、 実はいろいろあって。 でも、そういうの無視して、自由に写真が撮りたいな、と。
(静岡県下田市:入田浜海岸) 写真ってスケートボードに似たようなカルチャーがあって。 スケートボードって、技の“出来る、出来ない“だけじゃなく、”スマートかどうか“、 ”スタイリッシュな滑りかどうか“みたいな評価の観点があるんですよ。 そういう、型にはまらず自由に表現できるカルチャーが僕はとても好きで。 留学の経験とか、海辺で暮らす中で、堅苦しくて定型的なものはもういっそ取り除いて、 自由な写真が撮りたいなって思ったんです。 つまり、自分勝手な、ハチャメチャな写真なんです(笑) もちろん、自分が感動した景色を残せるよう、楽しく撮れるように、そういう努力は少しはしていますが。 ノウハウとか、排除しているので。
(神奈川県逗子市:逗子マリーナ) 今後の目標があれば聞かせてください! ―今年は個展も企画するつもりです!・・・(希望ですが) 海辺で生活をして、いつも大きな海が見守ってくれるから、自分らしく、気ままに、 自分を表現する勇気が出るのかもしれません。 これからも海とともに頑張ります!
播間さん! ご協力いただきありがとうございます! 播間さんには「海の写真を綺麗に撮るコツ」も教えていただいてます。 そちらも是非チェックしてくだい!
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