東京都
2019.07.25
世界の国々を繋ぐ海。
その海に囲まれた日本には様々な漂流物が流れ着きます。
その漂流物や海の生き物を観察したり、収集するのがビーチコーミング。
最近では貝殻やシーグラスをコレクションする人が増えています。
ビーチコーミング初心者でも楽しめる簡単な方法をお伝えしまーす!
ビーチコーミングは難しいことは一切ありません。
砂浜を散歩しながら、心奪われたものを手に取る。
ただこれだけです!!
ビーチコーミングで見つかる素敵な出会いを紹介しましょう!
■貝殻
綺麗な貝殻を見つけた時、つい拾ってしまったなんて経験のある方も多いのではないでしょうか。
綺麗な貝殻はまさにビーチコーミング入門編!
最近では集めた貝殻でハンドメイドアクセサリーを作って楽しんでいる人もたくさんいますよ。
■シーガラス
ガラスが海の中を漂ううちに、角が取れてビー玉のように丸くなったシーガラス。
同じものは一つも無く、全てが唯一無二の出会い。
色や形はそれぞれで、つい見つけたら集めたくなってしまうかわいらしさです♡
持ち帰って瓶に入れておくだけでもかわいいですよー!
■流木
いまインテリアとしても人気の流木。
海で集めた流木でもきちんと処理をすれば立派なサーフインテリアに早変わりです。
処理と言っても、3ステップでとても簡単!
1.砂や汚れを落とすため、綺麗に水洗いする。
洗剤を使う場合は変色を防ぐために中性洗剤を使いましょう。
2.殺虫のために熱湯消毒。
熱湯をかけるだけでも大丈夫ですが、心配な方は大きな鍋で少しゆでたり、殺虫剤を使うのも◎。
3.天日干し
中に湿気が残っていると腐ってしまう原因に。
天日干しで約1週間しっかり乾燥させましょう!
たったこれだけで立派なインテリアに☆
色を塗ったり、アレンジを加えればさらに雰囲気UP!!
■珊瑚
海の中をカラフルに彩る珊瑚礁。
その珊瑚礁と砂浜で出会えることも。
綺麗な白い砂と一緒に瓶に詰めればまるで月の砂のよう☽
■いろいろな漂流物
それぞれに物語を秘めていそうで、なんとなく笑ってしまいそうな漂流物もたくさん。
それらを観察して物語を想像するだけでも楽しいですよね。
例えば・・・
どこからか流れ着いた誰かの靴。
つい飲み過ぎてうっかり落としてしまったのかも、(笑)
朝、片方の靴が無いことに気づいたら焦るでしょうね(笑)
でも流れ着くのは思わず笑ってしまうような、面白いものばかりでは無いんです。
悲しい事に、いろんなゴミも。
外国語で書かれたゴミがたくさん。
こういう光景を目の当たりにすると悲しくなりますよね。
日本の海岸にゴミが集まるのはもちろん悲しい事ですが、そのほかにも問題があります。
海外のゴミが日本に漂流したと言うことは、海を漂って来たということになります。
海を漂っている間、海を汚しているのはもちろんですが、
鯨やウミガメが餌と間違えて食べてしまうことも。
食べてしまったゴミが消化されず、ウミガメが被害に遭うというニュースは残念ながら珍しくはありません。
美しい海や、そこで暮らす生き物たちを守るためにも、ゴミ問題は解決したいですよね。
海辺をのんびり散歩しながら、手軽に始められるビーチコーミングは趣味としても人気が出てきています。
綺麗なものを集めたり、波の音を聞いてリフレッシュしながらの散歩は楽しいですよね☆
でもその道中、もしゴミを見つけたら1つからでもいいので拾ってビーチクリーンに協力をお願いします。
たかが1つのゴミ拾い。
されど1つの環境美化です!
ビーチコーミングと一緒にビーチクリーンをして美しい日本の海をみんなで守りましょう!
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