フリータイビングーfree divingー

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フリータイビング(free diving)

世界中を繋ぐ海。
地球の約70%は海に覆われていると言われています。
さらに最近の調査では、最大の深さは10,000m以上にも及ぶことが解っています。
とても大きく深い神秘的な海。

その海で行なわれるスポーツで、シンプルでありながら、肉体の限界に挑戦するのが『フリーダイビング』。
『フリータイビング』は水中で呼吸するための道具を一切使わず、一呼吸だけで
・距離
・深さ
・呼吸の長さ
を競う競技です。

つまり、自らの肉体を極限まで鍛え、自然に挑戦するスポーツ。

スキューバダイビングのように、水中で呼吸するための道具を使い潜ると、約50メートル以上程で水圧がかかり窒素中毒の危険性が出てきます。
窒素中毒とは、血液中の窒素や酸素が気泡化し血管を詰まらせることで、手足の痺れ等の症状を引き起こします。
これが俗に言う潜水病(減圧病)です。
また、窒素には中毒性が・・・。
潜水することで水圧をかけていくと、窒素は毒性を帯びてきて中毒症状が出ることも!
手足の痺れはもちろん、気分が悪くなったり、幻覚や高揚感に襲われ、限界を超えていてもどんどん潜ってしまい命を落としてしまうことも。
一般的に、安全に潜れるのは約50m~60mほど。
特殊な専門訓練や呼吸ガス、装備を追加をすれば100m程度までは潜れるとされています。

しかし、ただ深く潜るだけなら、息を止めて潜るフリータイビングの方が深く潜れるんです。

圧縮した空気を吸いながら潜るスキューバダイビングは潜水病(減圧病)に危険が伴いますが、呼吸を止めて潜水するフリーダイビングは別。
潜水病(減圧病)の危険性は下がりますが、7mを超えると水圧で身体が自然と沈んでしまい、自力で浮き上がれなくなります。
これをフリーフォールと呼びます。
そのため浮き等の道具を使って浮上しなければいけません。
浮上する際、水圧がかかるので、気泡化した窒素や酸素が破裂しないようにゆっくりと浮上しなればなりません。

そういった厳しい環境の中で限界にチャレンジするのが、フリーダイビングです。

フリーダイビングは先ほども書いたとおり、水中で距離・深さ・呼吸の長さを競う競技。
その中で、距離と呼吸の長さは波のないプールで行なわれます。
しかし、深さを競う競技だけは海で行なわれます。

「深さを競う競技」と言っても、細かく分けるとこの5つに分けられます。
簡単に説明すると・・・

■コンスタントウエイトウィズフィン(CWT)
フリーダイビングの花形とも言われる競技。
ガイドロープはあるものの、触れることは禁止されており、フィンを履き深海を目指す競技。
深い海に潜っていく姿はさながら人魚のように神秘的で、フリーダイビングの魅力を最大に感じさせるものです。

フ■コンスタント ウエイトノーフィン(CNF)
大まかにはCWTと同様ですが、こちらはフィンを使わずにチャレンジする競技。
推進力のあるものは一切使わないので、身体にかかる負担は一番大きいと言われている。
そのため難易度が高く、高度な技術が必要とされる。

■フリーイマージョン(FIM)
フィンの使用はできないが、ガイドロープと重りの使用が認められている。
ガイドロープをたどりながら進み、重りの重さを変更してはいけない。

■ヴァリアブル ウエイト(VWT)
重りの重さの変更が認められており、目的地までは重りも重さを使って一気に潜水する。
目標深度を事前に設定し、そこに到達したら重りを離し、ガイドロープに沿って浮上する。

■ノーリミッツ(NLT)
潜水時は重りの重さに頼って一気に潜水し、浮上時は浮力のあるものに捕まり浮上する。
浮上するときは、ウエットスーツに空気を入れたり、エアバルーンを使ったりと様々。
酸素の消費が少ないため、最も記録が伸びる競技。

このうち大会種目となっているのが、
■コンスタントウエイトウィズフィン(CWT)
■コンスタント ウエイトノーフィン(CNF)
■フリーイマージョン(FIM)
この3つだけ。
■ヴァリアブル ウエイト(VWT)
■ノーリミッツ(NLT)
この2つは、個人挑戦として参考までに競われています。

最も深い深度まで進むNLTの世界記録ですが、オーストラリア人選手が記録した214メートル!
2、214メートルとか想像を絶しますよね!
すごすぎます!!

自然にチャレンジするフリーダイビング。
深く潜ることで感じることができる神秘的な世界。
それは危険と隣り合わせでありながらも、味わえる達成感は計り知れません。
ですが、危険を伴う競技のため必ず専門のサポートや訓練が必要です。

危険なのは、肺が圧縮することで、浮力がなくなり自然と沈んでしまう「フリーフォール」だけじゃありません。
脳と心臓、肺に手足の血液が集まってしまい手足がしびれてくる「ブラッドシフト」。
息を止めているため脳が酸欠状態となり、失神してしまう「ブラックアウト」等が有名ですが、最悪の場合死に至る場合もあります。

フリーダイビングの訓練ができる施設もありますので、興味のある方はまず練習から!!

とは言っても、海は少し潜っただけでも幻想的な世界が広がる場所。
手軽に楽しめるレジャー、素潜りから挑戦してみてください^^☆

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