ビーチバレーボール(beach volleyball)
バレーボールから派生した球技。
砂浜にネットを張り、2人1組で対戦します。1996年のアトランタオリンピックよりオリンピックの正式種目になりました。
基本的なルールはおおよそバレーボールと似ていますが、屋外スポーツならではの特別なルールがあります。
簡単に説明するとこの8つ!
■天候
・ビーチバレーは雨天でも決行します。
ただし、豪雨、雷、強風など選手に危険が及ぶような状況では中断または中止。
■フェイント
・ビーチバレーではフェイント(指の腹を使ったティップ・プレー)が禁止されてます。
・指の背中側を使ったプレー(ポーキーと呼ばれる)や指先(コブラショット)を使ってコントロールするプレーは可能です。
■ブロック
・ブロックのワンタッチはそのチームのプレーの1回に数えます。
■コートの広さ
・インドアバレーよりも1m狭く、片面8mx8mのコートで戦います。
■ネットの高さ
・男子2m43cm、女子2m24cm。
■点数
・ビーチバレーは1セット21点の2セット先取。3セット目は15点。デュースの場合は2点差がつくまで行います。
■コートチェンジ
・風や太陽など環境に左右されるため、両チームの点数の合計が7の倍数になったときにコートチェンジ。
3セット目は15点マッチのため、5点でチェンジします。
■テクニカルタイムアウト
・1・2セットは、両チームの得点合計が21点になった場合は、自動的に両チームにタイムアウトが与えられます。
■セットアッププレー
・少しでも左右のタイミングがずれてオーバーハンドトスをした場合、ダブルコンタクトの反則。
※⦅JVB⦆日本ビーチバレーボール連盟 ビーチバレーの基本ルール参照
ビーチバレーは2人で行うため、オールラウンドプレーが必須。
環境に合わせて戦術を立てる必要があり、
瞬時に状況判断をし戦術に変える頭脳プレーも見どころ!
ボールに飛び込み、砂を巻き上げるダイナミックなプレーを間近で観られるのも魅力です。
また、ビーチバレーはなんといっても、とてもエンターテインメント性の高いスポーツ!
試合中はDJにより音楽が流れ、観客も一体となって試合を盛り上げます。
ビーチバレー初心者や未経験の方でもスポーツ観戦としてとても楽しめる競技です!
オリンピック競技ではありませんが、最近は4人制や男女混合チームで対戦する試合も増えています。
初心者の方でも楽しみやすく、手軽に参加できることから趣味として始める人も増加!
ビーチバレーの楽しみ方は広がり、ゴールデンウィーク頃から11月頃までの約半年間は日本全国各地でビーチバレー大会が催されています。